白い空間
好きな色は白。これが私の基本。真っ白。漂白したような白でも、蛍光色のような白でも、あったかみある白も。とにかく白。白推し。
そんな私が一度は行ってみたいと思っていたwalden。アメリカ文学を学んだ人であればきっと知っているソローのWalden。それをモチーフにしたというカフェが京都の五条にあると言う。
今回ようやく行けた。
住宅街の中に突如として現れる白い箱。
外も真っ白だけど、中も真っ白。何もどこもかも真っ白。そして1階の半分くらいを占める? って思わせる程の存在感ある立派な焙煎機。2階にイートイン。真ん中に真っ白の木が立ち、その周りを囲むようにベンチ席が。面白いレイアウト。不思議空間。
ブレンドとバナナケーキをいただいた。
真っ白なのに全然冷たい感じとか、寒い感じがなくて、むしろ雪があたたかく感じるように暖かい、ぬくもりを感じられる空間だったのが不思議だった。
ここまで研ぎすまして振り切って、って出来たら人生楽しいだろうな。
私の心も沈まれ、落ち着け、白い空間のように邪念よ消えろ。