天然氷のかき氷
今年の夏は充実していて(大抵夏は現場がないからダレるけど、今年は自担様も満喫できたし)やり残したこともうないかな? 早く秋よ来てしまえ! がもっぱら最近の合い言葉だったのだけど、そういえば。。。
天然氷のかき氷を今年はまだ一度も食べていない!
と気づいた8月下旬。かき氷を食べてないのはまぁ良いとして(特に好きなわけではない)、天然氷のかき氷は(できれば)ひと夏に一度は食べておきたい私の夏の定番。季節モノ。夏の季語。食べなきゃ夏が終わらない、終われない。
そこで昨日、帰京前に食べることにした。今回、日光に日光珈琲が出来ていたのを初めて知った(変な文章だけど事実)んだけど、調べていたら良い場所にあったので、バスを途中下車して、日光御用邸通店へ。
遠くからでも存在感ある濃紺の暖簾と木の看板。
古い家屋をまるまる使っていて雰囲気抜群。さすが日光珈琲。土地柄、外国の方も多くて、オシャレ度増してる。
ただ非常にスローなのは共通なんだわね。ウェイティングリストに名前書いて待つこと2時間ほど。軒先の椅子に腰掛けてK子とずっとおしゃべり。急ぐこともないから日常とは違って焦ることもイラってすることもなく。とりあえず待つ。
タイルの色や使い方が素敵な店内。
で、ようやく入って頼んだのは大好きなカレーとマンデリンととちおとめシロップのかき氷(練乳がけ)。
最後にやって来たかき氷。
見た目からして普通のかき氷とは一線を画してる! 例えが悪いが、大根の桂むきみたいな幅広のシートが何枚も何枚も重ねられていて、それはそれは美しい。氷は口に入れると瞬時に消える。柔らかくて、ふんわりしてて、頭が痛くならない。かき氷はこれだわー。
現在、天然氷を作っているのは全国で5つのみとか。そのうち3つが日光にあるんだから、日光に来たら、ぜひ天然氷のかき氷を! かき氷の概念変わる。
今年も天然氷のかき氷が食べられたので、これで心置きなく、秋を迎えられる。