peace of mind

私も いつかそこに 辿りつく

新作歌舞伎 NARUTO、観劇

原作を全く知らなかったため、どこまで感情移入出来るのか若干の不安を抱えつつ。新作歌舞伎「NARUTO-ナルトー」本日開幕。隼人くんファンの親友ちゃんと一緒に観劇してきた。

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3幕構成。16:30開幕。終了は20:35頃。4時間(幕間2回)ストーリーを知らなくても、十二分に楽しめて、感情移入出来て、そして泣けるくらい感動できた。キャラがとても濃いし、丁寧に描かれていたから、無理なく、突拍子もなくすんなり入って来たんだと思う。

そして何よりも、歌舞伎と合う! ビックリするくらい歌舞伎だった。ってか歌舞伎のNARUTOだった。ワンピースの洋ものと違って、忍者、和の世界、悲劇の要素が所々に影を落としていて、それが歌舞伎によって表現されると「こう見せるのか」「こう見せられるのか」って感動。

忍術なんて、まんま歌舞伎じゃん(雑なまとめ方だけど)。衣装も歌舞伎のもので違和感なかったし。

特に、立ち廻りの場面で結構ちょいちょい挟み込まれる見得や型。そして臨場感増すツケもカッコ良かった。都度、拍手、これが私には新鮮で、とても楽しかった。拍手すればするほど世界に引き込まれていった感覚で、物語の中に入ったかのような。

巳之助さんの演技とっても良くて、特にナルトと父親のミナト役で、別人かのような声色。何より目が良い。目の演技、怖いくらい良い。この人は歌舞伎の世界をいつか引っ張っていくんだろうなって思った。リーダータイプではなさそうだけど、圧倒的な演技力と存在感で周りを圧倒させられる。凄い人だ。

そして隼人くんのサスケ。最高にかっこよかった。1幕からずっとサスケに感情移入しちゃって、辛かった。苦しかった。身体も大きいし、華あるし、輝いていた。スターだなぁ。

最後に。1幕でサスケの兄イタチに対して、珍しいくらいに憎しみ、恨みを覚えた私(サスケに感情移入しすぎた)。幕間でも「イタチ、私が殺したいわ」くらいに言ってたんだけど、2幕そして3幕と観まして、本当のところが分かりまして懺悔。ええええええ。嘘でしょ。サスケは弱いから殺さなかった(殺す価値がなかった)ではなく、サスケだけは殺せなかった、からの、サスケの命だけは守ると交換条件で出したですって??? 前提から狂うわ。サスケくんと同じくらいビックリ。冷や汗。

知識や認識とは曖昧なモノだ。その現実は幻かもしれない。人は皆思い込みの中で生きている。そうは考えられないか?

イタチさま、その通りでございます。申し訳ありません。私の認識は曖昧で浅はかなものでした。。。

あと猿之助さんの存在感、出て来た時のオーラはハンパなかった。カーテンコールで一番拍手多かったの間違いなく猿之助さん。さすがです。

 

巳之助さん、隼人くん。猿之助さんの背中も見るこの2人がこの先、歌舞伎の世界でどんな挑戦をしてくれるのか。どんな新しい世界を見せてくれるのか。伝統、格式の世界で、どんな斬新なびっくりするようなことを打ち上げてくれるのか。楽しみで楽しみで仕方がない。

 

素晴らしいステージだった。

 隼人くんのインスタから。

www.instagram.com