peace of mind

私も いつかそこに 辿りつく

難病

去年あたりから急激に老い、老け込み、身体が不自由になってきた父親。年のせいにするにはあまりに若く、その老い方が急激で不思議ではあった。いわゆるドクターショッピングのように次々と色々な病院、先生、治療法を探しまわっていた。私も都内の病院を調べたけれど、何をどう調べれば良いのか分からず、何の役にもたてなかった。

だけど結局、原因は分からなかった。

絶対、何かの理由があるはず。そう思っても毎回、診断結果は異常なし。嬉しいようなでもガッカリ。早く病名を教えてくれ。正直そんな気持ちだった。原因が病名が分からないと治療も始められないし、もしかしたら命のある時間だってそう長くないのかもしれない。心の準備というのにも時間は必要。

そしてようやく原因が、病名が判明した。金曜日のこと。

難病だった。

まさかの難病を患っていた。

聞いたことある難病の名前を弟から告げられた時「分かって良かった」と心から思った。難病だし、治らないし、これから先どうなるのか分からない。けど、一体これは何なの? と不安を抱えながら生きていくよりも、はっきり病名がついて、治療しながら、進行を遅らせることが出来るなら、そっちの方が断然良い。

 

そうは思うんだけど。

先日、伯母の亡くなる直前の話を伯父に聞いたばかりだから、色々考えてもしまった。30年以上もC型肝炎を患っていた伯母。入院と退院を繰り返し、すごく良く頑張った。最後の頃は「もう頑張らなくて良いよ」って言いたいくらいだった。言えなかったけど、って伯父は言った。家族としては、もっと生きていて欲しかった。でももう最後の方は何のために生きているのか分からなかった、とも。

生きるって、命って何だろうな。

死ぬって、寿命って何だろうな。

私はどう生きたいか。どう死にたいか。