peace of mind

私も いつかそこに 辿りつく

多様性について

何日か前にTwitterで流れて来た米空軍アカデミートップのスピーチが胸に刺さりまくる。このTwitterのアカウントの方が字幕をつけて3つに分けて紹介されているのだけど、3つともぜひ見て欲しい。映画を見ているようだった。

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日本とアメリカでは国の成り立ちも背景も思想も生活スタイルも環境も教育も何もかも違う。日本社会よりも多様性に対しての理解が必要なのも分かる。2日前のMLBで試合でダルビッシュ選手に対しグリエル選手がした人種差別ジェスチャーがアメリカで大きな話題になるのも当然だと思う。日本でも今年になって、某サッカークラブチームの試合で外国人選手に対するサポーターによる差別的な行為が厳しく罰せられたけどもあまり話題にはならなかった(ような気がする)。アメリカは他のどの国よりも多様なるものを受け入れ、そして成立して来た。多様なものを排除したら何も残らない。上の米空軍アカデミートップの話にあったけども、これぞアメリカだな、と思ったのが。多様な集団としての力について語るところ。

我々が様々な境遇から国内各地からこうして集まり

あらゆる人種 あらゆる背景 あらゆる性別や生まれ育ちの人間が

こうして集まった その多様性の力があればこそ

我々はその分だけ強くなる。

アメリカの国としての主張、価値観をすごく良く表していて、今回改めてアメリカという国を理解できた気がした。

そして、日本は本当に真逆なんだということも実感した。多様性、ダイバーシティインクルージョンと叫ばれる昨今だけども、日本の社会は「多様性」を求めていないし、「単一性」を尊重し、皆同じであること、一様であること、乱さないことに重きを置く。個性の尊重なんて言葉だけのもの。政治を見てもそう感じる。島国だから? 単一民族だから? 私なんて仕事でそれこそ「多様」なる環境に身を置くことが多いけど、日本の社会で「多様性」をいつか受け入れられる日は来るのかなと正直思う。

 

という私だって、元々大切にしたい価値観は「秩序」や乱れなく同じである、均一であるということだった。今じゃちょっと信じられないくらいに「秩序」だった。中学生の時に既に、好きな言葉は「秩序」だったのを覚えている。(怖い)

それが大人になり、いろんな人たちとの仕事を通じ、自分自身が変わったことによって、秩序は大切だけども、だからといって多様なるものを「排除」する理由にはならないということを学んだ。今は混沌としていても良い。それぞれが幸せな状態でいるなら、無理しないで「らしく」いられる状態なのであればそれが一番良い、と信じてる。

 

つくづく、アメリカって矛盾に満ちた国だと思う。多様性をこれほどまでに大切にし、成り立って来た国であるのに、今の大統領は真逆を行っているようにみえるし、銃社会が終らないのそう、何よりも「アメリカ」というスローガンの元、ある意味、多様性さえも「アメリカ」という理想の国の枠組みに押し込め、単一であろうとしているように、多様なるものを一つの力に導いているように、私には思えるから。

米空軍アカデミートップが言う、多様なるものを結集すると生まれるのは、強くなるという意味での力。私は、多様なるものが集まると、自然とそこに、相手を受け入れ、認めるという意味での理解や優しさ(思いやり)が生まれる、はずと信じてる。