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peace of mind

私も いつかそこに 辿りつく

いつか

今年の滝沢歌舞伎。ようやく「自担」として受け入れられた舘様メインで、舘様だけを好きなだけ観られる舞台になった。4年目にしてやっと。

秋の帝劇で宮舘涼太という名前を知り、冬の帝劇で舘様に釘付けになり、博多座の「いつか」で再び舘様に目を奪われた。あれから何度となく、どうしてこの人(舘様)が自担じゃないんだろうって自問自答を繰り返していたかつての自分に教えてあげたい。

安心して。いつかは落ちる。いつかどこかで道は交差し、それからは同じ方向に伸びていくから。 

好きになると周りが見えなくなるくらい一直線にその人に向かってしまう私は、いつだって行き過ぎ、もうこれ以上好きになれないというくらいまでに好きになってしまう。そして自滅、燃え尽きる。去年の春、ちょうど1年前のブログで、こう思った。

私、ここで燃え尽きても後悔しない。

滝沢歌舞伎 4月11日(月)レポ - awakening 

そして、この日から約1ヶ月半後の5月下旬、実際に私の元担くんへの気持ちは燃え尽き、それから二度と戻ることはなかった。後悔は一切していない。それどころか、戻りたいとか、懐かしいとか、そういう気持ちも一切ない。ドライだなと思うけども、でも仕方ない。好きだった気持ちの欠片すら消滅してしまったんだから。

今年の春。ステージに元担くんがいても、正直、気にならない。舘様の隣や後ろや前や近いところにいても、気にならない。始まる前は若干心配だったけど、幕が開いてしまえば、そんな不安は杞憂だったと分かった。

舘様のどの瞬間も100%以上でパフォーマンスする姿は何度見ても感動できるし、なんでこの子はここまで真剣に真面目に全力で臨めるんだろうって思うほど、こっちもしっかり観なければ失礼にあたるって、「少年たち」でも思ったことを改めて思い起こしながら、どの瞬間も目に焼き付ける。何度でも恋に落ちれる。好きになれる。本当、最強の自担だと思う。

比較はしたくないんだけど、これだけ。分かりやすい例があったから。

先週土曜日の昼公演。「浮世艶姿桜」。セグウェイに乗った出演者がステージセンターで縦一列に並ぶ。舘様と元担くんは早々に並び待機。ステージ上は真っ暗でこの後の光る手袋でパフォーマンスするのを静かに待っている。ほんの少しの間。時間にして1分もない、数十秒の間の出来事だった。私は“良い”双眼鏡でずっと覗いていた。正直、目が離せなかった。そこには、真っすぐ前を見据え、ピンと背筋を伸ばして待つ舘様がいた。すごい真剣そうに見えたけど、そんなこと言ったら、あの声で「もともとだよ」って一蹴されそうなほど、たぶん彼にとったらそれが普通、それが通常。暗闇の中でも真剣に佇む舘様を観ていたら自然と「さすが」という言葉が漏れたし、双眼鏡を持つ手に力も入った。そんな時だった。レンズの隅っこに、視界の一部に元担くんの姿が映り込んで来た。角度的にどうしても舘様の後ろに入り込んでしまう場所にいた。私の席からは舘様の右後ろに位置するように立っている元担くんは、明らかに気を抜いていて、セグウェイの上でしばしの休憩タイムを迎えていた。パフォーマンス前のほんとひととき、気を緩ませているところだった。対照的すぎる二人の佇まい。コントラストが激しくて、思わず笑ってしまったほど。私は舞台のことは良く分からないけども、ステージに出たら常に全力で、照明があろうがなかろうが関係なく、常に気を張って、気を緩めないのが「正解」だとは思う。けど正直、あんな暗闇の中までも覗き込んで、表情を確認しようとするのはほんの一部で、ほとんどは「見ない」だろうし、「見えない」だろうから、気を抜いていても、まぁ良いのかななんて思ってしまったりする自分もいた。

でも、と思う。

舘様は気を抜いたり、力抜いたり、手を抜いたり、絶対にしないし、どの瞬間をみても、どこの場面をみても、常に全力で、常に100%以上で、圧を感じるほど真剣な眼差し、気迫を感じる立ち姿。誰が見ていようが、見ていまいが、基準はそこになく、ステージに立つ一人のタレントとして、座長に役を任された一人の人間として、さらには舘様流に言えば、夢を叶えようとする一人の男として、何があっても常に全力で、常に真剣に臨んでるんだって、有無をも言わせないほどの説得力があった。姿に。姿勢に。眼差しに。

そういえば、渡辺くんが舘様のすごいところとして、稽古でも真剣で手を抜かないところを挙げていたけど、そりゃステージ上で気を抜くことなんてあるわけないよな。

本当、最強の自担だと思う。周り道をしたからこそ分かること。舘様が舘様でいてくれたから、かつての舘様のままぶれずに力強く、真っすぐに進んでいてくれたから、「いつか」が私の元に訪れてくれた。好きになると周りが見えなくなるくらい一直線にその人に向かってしまう私。いつだって行き過ぎ、もうこれ以上好きになれないというくらいまでに好きになってしまう傾向があるけども、でも舘様なら大丈夫な気している。これ以上ないくらい好きになっても、それを越えるほどくらいの可能性も才能もしっかりパフォーマンスで魅せてくれるから。

去年の春の記憶を塗り替え、上書き保存してしまおう。