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peace of mind

私も いつかそこに 辿りつく

エルレ

最近よく移動中に聴いてるのがELLEGARDENの「Eleven Fire Crackers」。春が近づいて、自分の中のパワーが溢れ出る季節にはこういう元気でアグレッシブな曲が聴きたくなる。今年もそうみたい。

「Eleven Fire Crackers」、2006年発売。全く色褪せない楽曲の素晴らしさにため息が出る。天才。聴くだけで、身体が思わず動いてしまう、急に走り出したくなるくらい一曲一曲に力がある。言葉ではうまく表せないけども。音楽はアーティストが作ったものだけど、受け手あるリスナーの元に届き、その人の想いや記憶が刻み込まれた瞬間に、アーティストだけのものじゃなくなると思ってる派の私にとってEleven Fire Crackersもそんなアルバム。10年後も当時と同じ気持ちのまま聴けるアルバムはいったい何枚あることか。だって、懐かしさとかではなく、今この瞬間のかっこ良いが詰まっていて、今でも毎日でも聴きたいアルバムなんだから。

全ての芸術は音楽に憧れる、と言ったのは誰だったか忘れたけども、音楽は時間も空間も超えて、聴くものをある意味、暴力的にその「場所」に連れていく。スイッチオン。止まらない。

最近の私のプレイリストはエルレを聴いた後のMONOEYES。この流れが最強。何もかも乗り越えて繋げてやるって感じに聞こえてくるから不思議。

「Fire Cracker」や「Space Sonic」から「Moth to Flame」でしょ? 「高架線」から「明日公園で」でしょ? 「Marie」から「My Instant Song」でしょ?

10年近く時間が経っていて、そしてバンドも違うのに、なんと違和感ない! もちろん細美さんの声の柔らかさは増しているし、幅も奥行きも違う。もちろんバンドの音も違うは違うけど、きっとそういうのはファンじゃなきゃ、プロじゃなきゃ気づかないレベルで。そういうのを超えて繋がっている感覚がある。

私は、どんなに不器用でも自分に正直に真っすぐに自分に向き合って生きている人が好き。たぶんそれは自分がそうなりたいって思っているからだって最近良く思う。それは正直に生きたいのに、なかなかそうは生きられないから生きづらくなるし、人にも迷惑かけてしまう。けどそれでも自分は貫きたい、想いに嘘はつきたくない。そういうワガママを、傷つきながらもきちんと全うしている、最たるものが細美さんだったりするから、余計かもだけど、彼の生き方、そして彼が今発する言葉が私の支えになっているんだと思う今日この頃。そういう人が好き。

有名になりたい、とか、お金を稼ぎたい、とか、そういうことじゃなく、自分がやりたいことをやって、それによって誰かが喜んでくれるなら最高、っていう世界。誰もがそういう世界にいけたら良いのに、って思う。余計なお世話か。

バンドは誰でも(アイドルでも出来るけど。祭りで実感した)、その生き方までロックで貫くことは誰にでも真似できるもんじゃない。