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peace of mind

私も いつかそこに 辿りつく

I love Gatsby.

アメリカ文学の中で好きなのを3つあげろと言われたら(まぁ実際に言われることはないけど、それはさておき)真っ先に思い浮かぶ作品、それが『グレート・ギャッツビー』。アメリカに限らず世界中の文学作品を対象にしても、私的ベスト5には必ず入る『グレート・ギャッツビー』。

好きなんだから仕方がない。好きな人、多いと思う。しかも狂信的に好きな人が一定数はいる感覚がある。なかなかない、こんな作品。

私が最初に読んだのは大学生になりたての頃で。まだ10代だった。あの頃の私にとってギャッツビーは、純愛に一途な大人の男性だった。ギャッツビー邸で夜な夜な繰り広げられる乱痴気騒ぎなパーティーを毛嫌いしながらも、心のどこかでは憧れを抱いてた。ギャッツビーはアンチヒーローとアメリカンドリームの象徴だった。昔から私、不器用なぐらい実直にブレずに、自分の想いを貫く人が好きみたいだな。

初めてニューヨークに行った時、ギャッツビーの場所(橋とかだけど)を見に行き、彼に想いを馳せたりもした。

あれから十何年。何かあるごとに読み返し、その度に作品に対する考えや思いは変わっていったけど、ギャッツビーへの愛おしさと悔しさは未だ変わらず。ニックはますます大嫌いになっていくんだけどw アメ文の中でこのニックほどイヤなやついないわ←今ここ。

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名作。何度読んでも発見があるし、何度読んでも飽きない。フィッツジェラルドの過剰なまでの描写や饒舌な語り口も時代を思わせてくれる。時代の空気をこんなにまで分かりやすく纏った作品ってなかなかないぜよ。

 

だから、これを舞台化すると聞いた時の驚きといったら。えーギャッツビー?! 舞台? 、、、でも、行ってみたいとも正直思った。

今日、初日で、私は明日観劇しに行くことにした。吉と出るか凶と出るか。

ハードル高すぎる。

まずは何より、思入れのある作品という点。

作品の持つ煌びやかさや儚さや破滅に向かう勢いみたいなもの、1920年代の喜乱舞する時代の中で、一人孤独に一人の女性を愛し自滅したギャッツビーをどう描くのか、って。ロングアイランドとニューヨークと灰の谷、見ている広告、舞い上がるたくさんのワイシャツ、ニックの人間性。。。小説だからこその名シーンがどうやって舞台化されているのかって。

でさらに悪いことに(?)、作品が大好きというだけでなく、私、内くんが苦手で苦手でw どうしようね。ニック役だったら良かったんだけどさ、ギャッツビーかよ。。。まぁ似合うっちゃ似合うのかな。自分ではない強い人間を演じることでしか生きる術を見出せなかったれギャッツビー役だから、ハマるのかな?(希望的観測)いや、ハマりそう。

こんなわけで作品大好き、主役が苦手という状況で舞台を観てどう感じるのか。行かなきゃ良かったってなりませんように。なむなむ。

今日は作品を読み返す日。